【失敗談】レバレッジ100倍で秒速ロスカット@2005年のFX

投資で最初の大失敗は2005年7月にFXデビューして10日で起きました。人民元の切り上げにより一撃80万円のロスカット。
当時は青ざめて食べ物もろくにのどを通らなくなるような時間を過ごした記憶がありますが、こういった経験があるので、借金を抱えるような再起不能の大失敗には至らず済んでいるはず。

2005年のFX事情

はじめてFXを経験したのは2005年でした。バーチャルで練習をして、おおよその操作感を掴んだところで本登録しコツコツ貯めた50万円を種銭に開始したのを覚えています。当時の取引履歴を見るとそもそもサービス提供をしている会社名(ライブドアFX)からして懐かしかったり、取引ごとに手数料がかかったり、昔を感じることができます。

当時は取引ごとに手数料が発生。それを15万円で取引し放題とするお得?なプランがありました。

今ではルール上できなくなってしまった100倍レバレッジで40万通×5~10PIPs抜きを繰り返した記憶があります。50万円で4000万円分のお金を動かせるってよくわかんないけどめちゃくちゃ儲かりそうじゃん!そんな浅はかな考えで取引をしていました。2005年~2007年は右肩上がりの円安が続いていた時代です。低レバでほったらかして保持していれば儲かっていたはずだと後から振り返ると冷静に考えられますが、当時はそんなことわからないわけで。数秒で数万円儲かる!10日で30万円もお金増えた!FXスゲー!と調子に乗りまくっていました。

【参考】2005年のドル円チャート <引用元>為替ラボ – ドル/円(USD/JPY)

突然のロスカット通知

そんな時に突如起きた人民元の切り上げ。それ自体が何かはリンクから記事を読んでみてください。この発表により数秒で数円円高になりました。当然そんな動きについていけるわけもなく、さっきまで含み益でニコニコだったのに、トイレから戻ってきてメールを見たら意味の分からないアラートメールが。。。 一瞬でロスカットされ80万円以上あった投資資金が15万円程になっていました。

絶望と復活

人民元?なにそれ。僕のお金どこ行ったの?これまで貯めた種銭も?何が起きたのかわからず、パニックです。そこから数日は何食べてもおいしくないし、ニュースで為替という言葉を聞いただけでイライラするし、とにかく心に余裕のかけらもない状態で生活していました。どうやって立ち直ったのか覚えていませんが、当時の履歴を見ると、そこから1週間後には懲りずにレバレッジ200倍で豪ドルを買っていました。すぐに調子にのるのは今も昔も変わらず直らずです。

人生初めてのロスカット通知

一方で学びもあったようで、利確と損切りをルール化しちゃんと守っていました。その結果、2006年には失った分を取り返すことができました。まあ、取り返したといっても2011年に全部すっ飛ばすんですけどね。その時のお話はまた今度。

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