【2020年上期】コロナ第一波をどう乗り切った?(1/3)
結論からお伝えすると、2020年5月28日から6月5日までに持ち株の7割ほどを決済し、250万円程利確できました。その内NISAでの利益が180万円程なので、節税という観点でも狙ったことができました。残した3銘柄=約150万円に対し、その後200万ほど買い直したので7/20の時点では約350万円ほどで運用をしています。買い直しから1週間後、瞬間風速で一時的に含み益が150万円ほど出たのですが、売り損ねて行ってこいになってしまいました。
さて、話がそれましたがこの記事ではコロナの騒ぎはじめ~3月までの状況を振り返ってみたいと思います。
コロナの恐ろしさに世界が気づいた2月末
年明けから中国でコロナが騒がれ始め、武漢が封鎖されても日本はどこか他人事で”横浜のクルーズ船での出来事でしょ?”という空気が流れた2月。アメリカやヨーロッパは更にひどく、アジアの問題だからと意図的に無視するような態度をとっていた2月。
ウイルスが拡散しはじめ、一国の大都市が強制的に封鎖されたのに、その他の地域が無事で済むわけがないと個人的には思っていたし、周りに声を出して伝えていましたが、2月22日~23日でそれまでのなんとなく大丈夫だろうという空気が一変したのは記憶に新しいところです。
イタリアが気づいたら相当ヤバイといわれ始め、アメリカもNYでの危機が一気に騒がれ始めました。週末かつ日本は月曜祝日で3連休でしたが、日曜のダウ先~月曜のダウは大暴落。当然祝日明けの日本もその値動きに巻き込まれ、大暴落となりました。この週から3月の中旬まで約一か月は異常なボラで下げまくったのは皆様もご存じかと思います。見ても仕方ないのに気になってしまい深夜にダウのチャートを眠い目をこすって見続けてていました。トイレから戻ってスマホを見ると300ドル下がり、寝起きでスマホを見ると3000ドル下がるという異常なボラは昔の雇用統計時の為替を思い出しました。それが連日続いていたのでやはりめったにない瞬間にスマホ越しに立ち会っていたのだと思います。まあ、第二波でこれからもっとひどいことが起きる可能性も往々にしてあるので過去形にするのは早いかもしれませんが。
持ち株はどうだったのか?
はじめのうちはバイオ株はコロナで経済停滞してもそんなに関係ないだろうと高を括っていたのですが、そんな希望は週明け一瞬にして打ち砕かれました。連日の暴落でマザーズ指数の値下がり率×3倍位で駆け下りていきました。このタイミングでサラリーマンとしての3月のボーナス額が上司から通知されたのですが、通知された日の含み損の拡大がボーナス額を上回るとい悲惨な状況でした。2月25日の暴落初日に売ればよかったと激しく後悔しましたが、時すでに遅し。2月中旬に500万円程あった合計評価額が3月中旬には310万円まで一気に下がり、約一か月で190万円資産が減りました。もともと400万円程度で買っていたので、100万円の含み益が一気に含み損に転落。これがバイオ株の怖さです。特に個別銘柄に対する材料が出たわけではないのに、一般的な銘柄よりも下げ率が大きい。楽天証券アプリの上から下まで見たくもない下げ率で埋めていたのがこの頃でした。
希望が打ち砕かれる3月中旬
含み損が拡大していく中、損切りの決意ができずダラダラ下がっていくのを見ているだけの毎日。カナダでiPS細胞の研究をしている友人からも、町がロックダウンされ研究室もほぼ封鎖。細胞やマウスを凍結したり廃棄し実験が全部止まって週一回の買い出し以外引きこもりの生活をしていると連絡があり更に未来が暗くなります。お隣のアメリカで開発している、投資先の各製薬企業も実験や治験どころじゃないだろうと推測されます。原油も爆下げが続き、この時点で聞こえてくる話はネガティブな話ばかり。ドル円が反発して110円程を保っていることくらいが小さな希望でした。
続く
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