【個別株】4588 オンコリスバイオファーマ 2度売り逃した大後悔銘柄 前編（1/2）
今日のテーマはバイオ株を触っている人ならみんな大好き？オンコリスです。がんを切らずに治すを開発コンセプトとした創薬系バイオ企業です。パイプラインの充実とバイオ企業としては株主のことを意識した対応をとる誠実な会社だと最近まではいわれることも多く、株価への期待だけではなくこの会社を応援したいという声も聞かれるような珍しい企業です。そんなオンコリスについて、直近の値動きや私の取引履歴について書いています。今後の値動きについての願望や会社の基本情報は後編にありますのでそちらをご覧ください。
ここ最近の株価の推移
私がこの会社の株を買ったのは2018年の後半でした。その頃からの値動きについて説明します。2018年10月に500円を割り込む動きを見せたものの、そこから徐々に回復し所謂クリスマスショックでもここの株価は10月の最安値を更新することなく年末最終週に1000円を突破。さらに年明け2月から3月上旬にかけて一気に4410円まで急上昇しました。その後の一か月は乱高下となり値幅1000円～2000円でのアップダウンを2往復もしてホルダーを悩ませ、あちこちから阿鼻叫喚が聞こえてきました。以降は2000円を挟んだ緩やかな動きを見せていたものの、2020年に入りやや下げ始めたと思ったところでコロナ相場に突入。初週から大暴落し3月10日には1051円まで値を下げました。しかし、それ以降4月頭に1100円台をつけることもありましたが緩やかに値を戻し始め、GW明けからIRを伴った段階的なロケット発射となり6月19日に発表されたコロナ関連IRでさらに急上昇。2500円から2営業日で一気に3820円まで上昇。しかし、そこをピークに9営業日連続陰線を含め、まるで定規で線を引いたようなきれいな角度で4週間下げ続け7月24日現在2344円まで戻してしまいました。
2回の山場で売り逃し！後悔だらけの取引履歴
最初にこの会社の株を買ったのは2018年10月です。大底の400円台で購入するも、すぐに手放すというもったいないことをしてしまいました。その後改めて会社について調べ、充実したパイプラインを持っていることを知り、この会社はこれからもっと伸びるはずだと根拠のない自信を持ったのを覚えています。また、上場来安値付近を推移している割安感と3桁中盤で買える低位株であるという私の取引ルールにも合致したため、11月に約定単価665円で500株ほどNISAで購入。相変わらずわずか株数ですみません。そこからは、上記で説明した荒波にもまれる展開に突入です。2019年2月からの一か月間は楽天証券のアプリを開くたびに二桁万円のお金が増えるうれしい状況に笑顔が止まりませんでした。しかし、”そろそろ利確するぞ、いや明日はもっと高値更新するはず！”と欲望にまみれた葛藤に苛まれ売り時を逃すと、直滑降の落下に巻き込まれる始末。4月に中外への導出という待望のリリースが出るも、「株は噂で買って、事実で売る」を体現するような動きを見せ、結局は2000円前後まで値を下げヨコヨコな展開に。ピーク時と比較し100万円以上含み益が減ってしまい、損してないのに損した気分に支配された2019年になってしまいました。
さて、売り逃し以降保有しっぱなしだったわけですが、つい先日2度目の売り逃しをやらかします。コロナの暴落から立ち直り、これ以上は欲張ってはいけないとの思いから、6月5日には持ち株全体の7割を決済することに。その時にオンコリスの500株も売却しました。70万円以上の利益が出てはいるものの、去年売っていれば倍以上儲かっていたのにとの思いは消え去りません。そして、その思いは抑えられず気づいたらポチっている自分がいました。オンコリスのポテンシャルはこんなものではないはずだ。このままでは機会損失になってしまう！という射幸心に支配され、平均単価2083円で800株を購入。そこからわずか10日程度で含み益は130万円を超える状況になるも、ピークを過ぎると連日の下げ模様となりました。結果、昨年の反省が全く生きず今日現在（7月24日）も保有しており、含み益は20万程度までしぼんでいます。きれいなほど一直線に下がり続ける状況に、私と同様胃が痛い毎日を過ごしている方も多数いるかと存じます。この流れだと、さらに値を下げる展開となり今利益が出ている内に打っておけばよかったという状況になる可能性が非常に高いものの、ここまで来たらオンコリスとは心中するつもりでもう少し粘ってみたいと思います。なぜここからさらに値下がりすると考えられるかについてはまた改めて記事にしたいと思います。まあ誰でも考え付く程度の話ですが。続く。
